ユニクロの返品による現金化が可能となる方法と注意するべきポイントとは
「給料日前なのに、急な出費が重なってしまった…」。
冠婚葬祭や突然の飲み会など、予期せぬ出費で手元の現金が足りなくなることは誰にでも起こり得ます。
消費者金融には抵抗があるし、クレジットカードのキャッシング枠も使いたくない、そんな八方塞がりの状況で、実は身近な「ユニクロ」が役立つ可能性があることをご存知でしょうか。
一見すると、アパレルショップと現金化は無関係に思えるかもしれません。
しかし、ユニクロの「ある特定の購入方法」と「返品システム」を組み合わせることで、クレジットカードのショッピング枠を即日で現金に換える、いわば裏ワザ的な方法が存在するのです。
本記事では、その具体的なカラクリと手順、そして安易な利用を避けるために知っておくべき注意点までを詳しく解説します。
いざという時のための知識として、その仕組みを正しく理解しておきましょう。
急な出費に対応!ユニクロを使った即日現金化のカラクリとは
ユニクロを利用して即日現金化を行うカラクリは、「オンラインストアで注文」し、支払い方法で「店舗レジ支払い」を選択、その商品を「店舗で返品」するという手順にあります。
この方法を使うと、クレジットカードで支払った代金を現金で受け取ることが可能です。
以下に具体的な手順を解説します。
①ユニクロのオンラインストアで商品を注文する
まず、公式オンラインストアやアプリで、現金化したい金額に近い商品を選びます。
②支払い方法で「ユニクロ店舗レジ支払い」を選択する
注文手続きを進め、支払い方法の選択画面で必ず「ユニクロ店舗レジ支払い」を選びます。
ここが最も重要なポイントです。通常のクレジットカード払いや代金引換を選ぶと現金化はできません。
③実店舗のレジでクレジットカードで支払う
注文後に発行されるバーコードを持って指定した店舗へ行き、レジで提示して代金をクレジットカードで支払います。
④購入した商品をその場で返品する
支払い完了後、商品とレシートを持って返品カウンターへ行きます。「サイズが合わなかった」などの理由で返品を申し出ると、店舗の返品規定に基づき、支払いに使ったのがクレジットカードであってもその場で現金にて返金されます。
このカラクリは、システム上「店舗レジでの決済」として扱われるため、店舗の原則である「現金での返金」が適用されるという仕組みを利用したものです。ただし、この方法はクレジットカード会社の利用規約に抵触する可能性があり、何度も繰り返すと店舗から迷惑客と見なされるリスクがあるため、実行は慎重に判断する必要があります。
ユニクロで現金化が難しい購入方法とは
実店舗の場合
ユニクロを利用する人の多くは実店舗に足を運び、試着をしたり手に取ってみて購入するケースが多いのではないでしょうか。
しかしユニクロの実店舗で商品をクレジットカードや電子マネーで購入した場合には、商品を返品した時には決済方法と同じ手段で返金すると定められているので、もしクレジットカードで購入した場合にはクレジットカード上で返金され、電子マネーで購入はさた商品は電子マネーで返金処理されます。
つまり実店舗での購入の場合は返品したからと言って現金を手にすることはできず、現金化は難しいといえます。
オンラインショップの場合
クレジットカードや電子マネーで支払った分はそのまま同じ方法で返金されるので現金化はできませんが、代金引換やユニクロのギフトカードを利用した場合は指定した銀行口座に直接返金してもらうことはできます。
代金引換や銀行口座払いといった、元々現金で支払っているケースでは意味がないですが余ってしまったユニクロのギフトカードを返金する手段としては使える可能性はあります。
現金化が可能となる購入方法
オンラインショップで購入して実店舗で受け取る場合
オンラインショップから注文をして代金の支払いを実店舗で行う場合には、現金化が可能となります。
ユニクロ店舗レジ支払いという支払い方法であり、ユニクロに足を運んでいる際に店頭にはなかったカラーやサイズでもその場で注文して支払いも完了できるといった利用方法です。
この支払い方法を選択した場合は、クレジットカードなどで払った商品代金でも現金で返金してもらうことが可能となっています。
注意するポイント
購入してから一定期間を過ぎてしまっていたり、汚れやニオイがあるとなればそもそも返品対応してもらえないことがあるので気をつけなくてはなりません。
それだけではなく、あまりにこの方法で返品して現金を受け取ることを繰り返していると疑われてしまったり迷惑な客として扱われてしまうことになるので気をつけましょう。
そもそもクレジットカードや電子マネーの現金化自体は違法というわけではありませんが、グレーゾーンとなっているので気をつけておく必要があります。